JOURNAL
CIRE TAFFETA DOWN
23区の冬の定番、「シレータフタダウン」をご紹介します。
軽量で暖かく、仕事や休日、出張に旅行、そして雨の日も雪の日も、あらゆるシーンで着用できることを想定した機能性と、''大人が羽織ってもサマになる'' シルエットと素材感にこだわりました。
「買ってよかった」「やっぱりコレがいい!」と、毎年多くのお客様から好評をいただく万能アウターです。
ダウン本来の機能性に、大人が欲しいデザイン性をあわせ持つ
「カジュアルすぎる」「太ってみえそう」などの理由から、意外と苦手意識が強い人も多いのがダウンコート。
とはいえ、その防寒性や軽量な着心地は大きな魅力で、特に働く大人世代のダウンコートは、それらの機能性がありながらも、大人の女性が着てサマになる上品な見た目やデザイン性をあわせ持つ秀逸ダウンが続々と登場しています。
23区の「シレータフタダウン」の特徴は、先ず素材感にあります。
はじめに、タフタと呼ばれる薄い平織素材を大きなローラーで挟みます。
生地に圧力をかけることで、表面の凹凸がなくなり、糸と糸との隙間が潰れることによって雨風を通しにくい生地になります。
その際、ワックスを塗ったようにしっとりとした光沢が加わることから、この工程を、フランス語で「蝋/ワックス」意味する「シレー加工」と呼ぶようになりました。
そこからさらに静電気軽減加工、撥水加工を加えたものが「シレータフタダウン」の表地となります。
詰め物のダウン(水鳥の胸毛部分の羽根)は、保湿性が高い一方で型崩れしやすいデメリットもあるため、「シレータフタダウン」では、ダウン 90%に、フェザー 10%をブレンド。
ふたつの羽毛が重なりあうことで空気の層が生まれ、ここに身体の熱が伝わることで保温効果が高まります。同時に型崩れもしにくい仕様に。
表地にもダウンにもこだわった高機能素材でいて、自宅で洗えるお手入れのしやすさも魅力のひとつです。

ディテールで、ダウンにありがちな悩みやストレスをクリアに
高機能な素材使いに加え、長年、働く大人の女性のライフスタイルに寄り添ってきた23区ならではの細部までにこだわったディテールもまた、毎シーズン、根強い人気を誇る理由。
着ぶくれしないよう適度なゆとりをもたせながらも、ラフになりすぎない女性らしいシルエットは、ブランドの得意技であり強みです。
そこに、太すぎず細すぎず、体のラインがすっきりと見えるピッチを計算したステッチを施します。
前立てと襟の内側をツヤ消しのポリエステルツイル素材で切り替えることで、ラフに羽織った時に内側が見えても、ほどよくシックな表情に。
これには、同時にジッパーの上げ下げ時にのみ込みを防ぎながら、メイク付着を軽減する効果もあります。
袖口は、風の侵入を防ぐためにゴムを入れてシャーリング。
仕上げは金具使い。ゴールドで揃えることで、より上品なイメージが加速。
素材もシルエットもディテールも、とことんこだわった「シレータフタダウン」。
飽きのこないベーシックは、やっぱりミドル丈
汎用性の高いミドル丈は、ウエストにドロストコードを配し、気分やスタイルに合わせてお好みのシルエットで着用できます。フードオフ不可。

CIRE TAFFETA MIDDLE DOWN COATCOLOR BEIGE / NAVY / BLACK
SIZE 30 / 32 / 34 / 36 / 38 / 40 / 42 / 44 / 46 / 48
PRICE ¥36,300 (tax in)
メリハリディテールで軽やかに決まるロング丈
ウエストにはドロストコード、脇下からは縦に流れる切り替えステッチを配してメリハリを。スタイルよく、スマートに着こなせます。フードオフ可。
CIRE TAFFETA LONG DOWN COATCOLOR BEIGE / NAVY / BLACK
SIZE 30 / 32 / 34 / 36 / 38 / 40 / 42 / 44 / 46 / 48
PRICE ¥39,600 (tax in)
スカート・コーデとも相性がいいショート丈
スカートやワンピース、またワイドパンツなどのボリュームボトムとも相性がいいコンパクトなサイジング。後ろ下りの裾デザインで、横から見た時のこなれ感のある表情に。フードオフ可。
CIRE TAFFETA COMPACT DOWN COATCOLOR BEIGE / KHAKI / NAVY / BLACK
SIZE 30 / 32 / 34 / 36 / 38 / 40 / 44 / 46 / 48
PRICE ¥36,960 (tax in)
「シレータフタダウン」のお手入れ方法
シーズンの終わりにクリーニング店に出すだけという人も多いかもしれませんが、日々、ホコリやチリは必ず付着していきます。そして意外と汗もかきやすかったり。
そこで、長く愛用していただくための、日々の簡単なお手入れ方法をご紹介します。
< 1 > 着用後にブラッシング
生地の表面を、一方向ではなく、両方向からホコリやチリを搔き出すようにブラッシングすることで、雑菌の温床となる汚れを払い落とすことができます。
ただし力を入れすぎると生地を傷めてしまうのでご注意ください。
静電気防止のため、天然繊維のブラシがおすすめです。
< 2 > 汗や皮脂汚れには拭き取りが効果的
長時間、あるいは頻繁に着用することで溜まる汗・皮脂汚れは、変色や生地の劣化につながります。
これらは、水で濡らしたタオルでの拭き取りが効果的。
ただしこちらも、ゴシゴシと強く擦ると色落ちの危険がありますのでご注意ください。
汚れがひどい部分は、先に中性洗剤を薄めた水にタオルを濡らし、かたく絞ってから優しく拭いたり、トントンと軽く叩きながら汚れを落とします。
その後、水で絞ったタオルでさらに拭き取ってください。
< 3 > 軽く叩いて、ダウンをほぐしながら空気を入れる
長く着用するほど起こりがちな型崩れやダウンのボリュームダウン。
汚れを落としたあとに、ハンガーに吊るしてからパンパンと軽く叩いたり、中のダウンをほぐしてあげると、羽毛の重なりに空気が入り、ダウンのボリュームが回復します。
< 4 > 厚みのあるハンガーに吊るす
ダウンにこもった湿気を乾燥させるため、ハンガーはできるだけ厚みのあるものを選んでください。
< 5 > 定期的に自宅でお洗濯
まずダウンを裏返し、形を整えてから、中性洗剤の中に空気を抜きながら沈ませていきます。
しっかりと全体が浸った状態になるまで、優しく何度か押します。
洗濯機で洗う場合は、この状態から弱水流で回します。
手洗いの場合は、優しく押し洗いを。
その際に、中綿のダウンからも汚れが出てくるので、そのまま5~10分つけ込みます。汚れが落ちたら、きれいな水で洗剤が落ちるまで2~3度ゆすいでください。
脱水は1分程度を目安に、繰り返し行います。
一気に脱水してしまうと、ダウンパック内の水分が揃に出ようとする力が大きくなり、破裂する場合があるのでご注意ください。